ゼミ紹介

私たちのゼミでは、「バイオインフォマティクス研究」と「ヘルスケアアプリケーション開発」を行なっています。生命科学と情報科学が融合した学問分野は、バイオインフォマティクス(生命情報科学)と呼ばれており、実験から得られた生命科学データ(DNAやRNAの塩基配列、タンパク質のアミノ酸配列や立体構造など)をコンピュータで解析し、生命機能の解明や新薬の開発に役立つアプリケーションやデータベースの開発を行っています。また近年、若年層の減少によって高齢化率が急速に高まるなか、健康であることの大切さに早い段階で気づき、生活習慣の改善や早期受診することは、健康寿命の延伸につながり、ひいては社会保障費の抑制にもつながると考えられています。私たちのゼミでは、健康管理や健康増進、また生活習慣病予防等を目的としたアプリケーション開発、さらに障害者や高齢者等の生活を支援するアプリケーション開発も行なっています。

問題解決や新たな価値創造のスパイラル  私たちの研究アプローチとして、まず身の回りで起きている様々な問題や課題を自ら見つけ、分析を行い、目的や目標を明確にしていきます(問題・課題の発見能力)。本や論文などを読み「じっくりと考える」時間を大切にしたいと思っています。目標が定まった後は、問題や課題の解決のために必要なデータの収集及び解析を行い、そのデータから何らかの潜在的な傾向や法則性また関連性を導き出していきます(データ収集・解析能力)。そして、それらの「情報」に基づいて問題解決のためのアプリケーションや新たな価値の創造をもたらすアプリケーションの開発を行なっていきます(アプリケーション・システム開発能力)。さらに、開発を行なって終わりではなく、「問題解決・新たな価値創造のスパイラル」(上図)を回すことにより、目標と現状とのギャップを埋めていきたいと考えています。私たちのゼミでは、卒業研究を通じて、これらの3つの能力を養っていきます。

3年生研究概要

4年生研究概要

アンケートへのご協力のお願い

 「受動喫煙の悪影響について学ぶシリアスゲーム」の有効性を検証するためのアンケートにご協力いただきたく存じます。具体的には、以下のいずれかのクイズゲームを実行していただき、最後にアンケートをお願い致します。なお、アンケート結果は、卒業研究論文や発表に使用させていただきたく存じます。ご了承の上、ご協力いただきますようお願い申し上げます。

仲間募集

 私たちのゼミでは、「生命」や「健康」に関する様々な問題や課題を、情報科学の視点から解決するために、それらに関連するデータの解析、またその解析から得られた知見に基づきアプリケーション及びシステムの開発を行なっています。一緒に学び、研究し、お互いに成長できる仲間を募集しています。私たちのゼミに興味がある人は遠慮なく連絡してください。

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